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今月読んだマンガ Archive
今月読んだマンガ2010/07
- 2010-08-04 (水)
- 今月読んだマンガ

- ハチワンダイバー(13)
- なんだかもうよく分からなくなってきた。ハチワンシステムと、それを裏付ける作者の棋力、そしてなによりここぞという時の圧倒的なネーム力でゾクゾクしたり笑ったりの漫画だったと思うんだけど、最近はもうただ奇抜なだけに感じてしまう。登場人物たちが当初よりどんどん狂ってきてると思うのは俺だけか?もはやネーム力というよりは、変な人は変なこと言ってるだけにも思える。どこかでボタンを掛け違えた感。

- 高校球児ザワさん(4)
- 圧倒的なリアリティ(錯覚だけど)で面白い。大笑いも泣きもしないけど、続きが気になる漫画。高校球児の日常と非日常が同居した特殊な環境は、野球部出身だったり元野球部の友人がいたりすればかなり身近に感じられるほどリアル。女子がいた野球部に所属してた奴なんてまずいないだろうし、ましてやその兄も同じ部にいたなんて例は皆無だろうけど、もしそういった環境があったなら間違いなくこんな感じっていうのが完璧に描写されてる。

- 団地ともお(16)
- 毎回言ってるけど、みんないい子だなー。こんな子供いるわけないんだけども。そしてこの巻も相変わらず哲学的、なのに面白い。しかし、ゴルフの回とか全然ワケ分からんのだが、分かる人には分かる類のものなのだろうか?そんな変な回がある一方、ケリ子がモテたりするような分かりやすい回もあったり、ほんとこの漫画は掴み所がない。

- モテキ(4)
- ドラマが予想外にがんばってるモテキが完結。んー、まあそうだよねー、そうなるよねーって感じで。あえて奇抜なことをせず、流れにまかせたらこうなったって感じなので、これはこれでいいのでは?個人的にはいつかちゃん一択だったので、いつかちゃんが選択肢から外れた時点で正直どことくっつこうがそんなに興味がないというか、まあそのおかげで冷静に読めたような気もするんだけども。それなりに面白かったです。

- デトロイト・メタル・シティ(9)
- いよいよ次で最終巻か、胸が熱くなるな・・・。ブスとメールしてるうちにいい感じになって再会してみたけどやっぱりブスが我慢できなくてぶっ飛ばす回とか最高だった。なんでブスは一定の割合でアート系に逃げるんだろうか。自分をブスと自覚してるブスは可愛げがあるので友達になれるが、自分のブスから逃げて美大とか行っちゃうような奴はマジで嫌いだ。あいつらは自分のブスから一生逃げ続けてる。なんかもう、本筋とかどうでもいいから、ああいう誰も勇気が出なくてメジャーでやってないようなのを今後もやって欲しかった。以上、俺のブスへの偏見でした。

- 惑星のさみだれ(9)
- アニマとアニムスの過去が語られ、アニムスが地球を砕こうとしている理由なんかが説明されてるんだけども、んー、ちょっとあれだな、普通だったな。急に突飛なこと言われても引いちゃうからこれでいいんだけど、もっとすごいこと考えてくれてるかと思ったので、少しだけ肩透かし。とはいえ、6巻の太朗と花子のエピソードだけで永久保存されるべき名作足りえているので、特に文句はございません。

- 少女ファイト(7)
- 「キャプテンやみんなの辛い思い出なんて私がバレーで殺します そんな過去が些細なことになる位置まで姉ちゃんが見た景色まで私がみんなを連れて行く そんでもっていい思い出に生き返らせる!私が!」過去の心の傷から自分を押さえ込んでいた練が、やっと自分を開放できたシーンで号泣。他者への善意や好意だって結局は自分のエゴなんだから、自分を押さえ込んでいたら誰とも交われない。そんなことを教えてくれるスーパー素敵漫画。全人類が読むべき。

- このSを、見よ! クピドの悪戯(2)
- 子供の頃、自分のおしりにある変わった形のアザを幼馴染に笑われて以来恋愛に消極的だったが、ある日そのアザを大人の女性に見せると相手が自分に対して発情することを知った主人公のお話。いやー、ここまで中学生のエロ妄想を完璧に具現化してるといっそ清々しいよね。ほんで、この人エロ絵が以上に上手いし。ヤンジャンでやってたらもっと即物的なんだろうけど、スピリッツなので多少ひねってあって、そこがさらにエロさを増してます。

- 高杉さん家のおべんとう(2)
- ひょんなことから年頃の女の子と同居することになってしまった主人公が、お弁当を通して少しずつ家族の絆を作ってゆく。ある意味で手垢まみれの設定の中で、あえて大げさな演出もなく、わりと淡々と日常を描いてて好感を持った。ただ、この派手さ皆無の演出は漫画読みにしか受けないよなー。そのくせくるりが温巳を好きになるとかいうベタな展開はしっかりなぞるんだもん。とりあえず続きを読んでみないことには。

- 世界の果てで愛ましょう(2)
- 異世界からやってきた王子を助けたら、気に入られて女にされちゃったー的なお話。この平成の世の中でまだこんなくだらない漫画があったとは、むしろ感動した。この人、前作はめぞん一刻のパロディみたいなの描いてた人だよね?オタク臭こそすれ、あれはここまではひどくなかったのに。こんなマンガで飯食ってることを親に知られる前にはやくやめた方がいいと思う。
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今月読んだマンガ2010/06
- 2010-06-30 (水)
- 今月読んだマンガ

- 海月姫(4)
- 読んでてものすごく面白いんだけど、読後数日するとどんなストーリーだったか微塵も思い出せない。まずい、これじゃあひまわりっと完璧に一緒じゃないか。1巻からのおおまかな流れは覚えてるんだけどなー、この巻でどこが進んだのかって聞かれるとマジで全く思い出せん。結局覚えてるのは、まやや様の「刺激が・・・欲しい!」のセリフのみ。いや、まあいいんだけどさ。

- GIANT KILLING(15)
- なんせサッカーにこれっぽっちも興味がない俺なので、サッカー漫画読むのは蒼き伝説シュート(トシ!サッカー好きか?)以来ですよ。でもさすが話題になってるだけあって、これは面白かった。まず監督が主人公っていう部分で、日本のクラブチームの現状みたいなものをなんとなーく俯瞰で表現できてる。そのくせ試合になったら臨場感もあるし、なんせ見せ方が上手い。Jリーグができてから17年、そうかーサポーターも3世代目なのかー、とか普通のサッカー漫画とは全く違った視点で読めた。

- ちはやふる(9)
- かるた部に新入生が!的な展開で、正直新キャラでテコ入れかな?と思ってしまうが、そんなのは前半で机くんが千早にも一字決まりが20枚あるって教えてくれただけで全部帳消しですよ。千早やっぱりすげえ!とか机くんの分析のおかげで千早も自身が持てたんだ!とか机くんに何か返したいけどまだ何も持ってない千早のもどかしさとか、なんかもう色んなものが混ざってまた泣いた。

- ハチワンダイバー(12)
- あいかわらず狂ってて良い。柴田ヨクサルが、12巻まで描き続けないとできないような狂った表現のオンパレード、だけど面白い。なんだよあのキスシーンは。もはやわざとふざけてるのか本気で描いてるのかすらわからないぐらい、きっとキャラが勝手に動いてるんだろうなー。とりあえずホットケーキのメイプルシロップはつゆだくが良いと思います。

- 乙嫁語り(2)
- 死ぬほどかわいいアミルとカルルクの新婚生活を持ち前の緻密かつ美しい描写でおもしろおかしく描いてるだけでも十分すぎるほど名作なのに、きちんとストーリーを持たせ、地域や時代背景からキャラクターの背景や力関係、文化や血統にいたるまで描き込んでる様には尊敬すら覚える。まあ、だからこそアミルとカルルクがかわいいんではあるんだけども。

- capeta(22)
- それにしても面白い漫画だなぁ。この作品の中で、曽田正人はきっとカペタが選ぶひとつひとつのセレクトが全て成功(結果的に)して、その結果やっとF1に辿りつける、そうでなければいくらドライバーとしての才能があっても乗れないのがF1なんだということをものすごく伝えたがっているように思った。チームに残ることを選んだのは一見浪花節にも見えるが、間違いなく本当に自分の利益になるから。それによってチームが変わることも含めて計算に入れていてもおかしくない。カペタがそういう奴だから、いつかF1に乗ってもおかしくないんだぞっていう、この巻はその定義付けにも思えた。

- 友達100人できるかな(3)
- ちょっと読んだら号泣しちゃうような即効性はないけど、じわじわと心に染みる良い漫画。「面白い」という前に、作者が無意識に持ってると思われる「正しい美しい漫画像」が読んでてしっかり伝わってくる。だから、最後の最後「いつか未来に帰っても君を探して友達になる 何度でも君と友達になる」のセリフで堰を切ったように涙が溢れるんだと思う。全国の小・中学校の図書室に置くべき作品。
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今月読んだマンガ2010/05
- 2010-06-01 (火)
- 今月読んだマンガ

- うさぎドロップ(7)
- ついにりんが母親と対面、っていうのがこの巻のメイン。でもまあ、この流れはいつか必ず描かれるであろう展開だったので、そこまで驚きとかも無く。それよりは、ダイキチがぎっくり腰になったことでお互いの関係を改めて考えたり、将来(老後?)を心配したりっていうあたりの方が面白かった。りんもダイキチも、コウキもコウキの母親も、みんながちゃんとお互いを思いやってる様は読んでてホッとする。

- ひまわりっ ~健一レジェンド~(13)
- 正直ちょっぴり飽きてきてて、ここ数巻はけっこう流し読む感じになってたけど、これで完結といわれるとやっぱしっかり読んじゃうわけで。そうするとやっぱ三国志ネタが面白いわけで。引っ張ったわりにはあっさりしたラストにも思えるが、こんだけムチャクチャな漫画を綺麗にまとめるとは、さすが東村アキコというべきか。あとがきで作者自身も書いてるけど、ほんとに行き当たりばったりだもんなー。ただ、そのムチャクチャっぷりが本筋まで侵食しないのがセンスの良さなのかもしれない。

- きのう何食べた?(3)
- 今回はシロさんの両親の描写から、ゲイを子供に持った親のちょっとした悲しさとかが上手く描かれてて良かった。いわゆる「普通の人」と全く違う人生を生きることって本当はもっと大変なんだろうけど、よしながふみ漫画に登場するゲイたちは明るく笑い飛ばしてて、またそれがぐっときたりする。よくレシピ漫画みたいに紹介されてるけど、正直描かれてるレシピって基本的なことばっかりであんまり参考にならなくね?とか言うとまた怒られるんだろうか。それよりも、そんなベタなレシピで作られた食べ物がものすごく美味しそうに見えるっていうところの方を評価したい。実際我が家なんてこれ読んでから2回もクレープ作ったし。

- 珈琲時間
- アンダーカレントもすごく面白かったから期待して読んだ。コーヒーもう一杯は山川直人の味を感じる漫画だけど、こちらは漫画として分かりやすく、その上ものすごく上手い。オムニバスの世界がパラレルワールドになってるとかは使い古された手法だけど、ストーリーはものすごくバラエティに富んでる。ひとつ残念なのは、最終話にこれまでの登場人物がたくさん出てくる場面、人物の描き分けがイマイチなため、誰が誰かさっぱり分からなかった。絵は上手いと思うんだけどなー。

- ハルシオン・ランチ(1)
- 沙村広明による無駄に絵が上手いギャグマンガ。無限の住人の流れで読むとガッカリする人が出そうだが、おひっこしが好きだった人にはおすすめ。ただ、小ボケを全部拾うには日常生活に全く必要のない無駄な知識が豊富に必要なので、作者と同年代じゃなかったりサブカルとかをスルーしてるとイマイチ楽しめないかも。それにしても、あとがきに笠木忍が好きとか普通に書くんじゃねえよまったくもう。

- 戦国妖狐(4)
- さすが水上悟志。すべての作品に共通してるけど、きっちり熱く、きっちり面白い。そしてものすごく正しい。どう見ても泣かせようとしてる展開がミエミエなのに読んでて泣かされてしまうのは、そこまでのステップに倫理的な引っ掛かりが微塵も無いからだと思う。この「絶対的に正しい漫画」の感覚は鋼の錬金術師に通じるものがある。なんか精神と時の部屋っぽいの出てきたけど、まあよしとしよう。

- 岳 みんなの山(11)
- マンガ大賞とったのは知ってたけど「まー完結したら読むかなー」程度の感じでいたら、知り合いの漫画好きお兄さんから猛烈プッシュされたので急いで読んだ。結果クソ泣いた。基本的にほぼ全ての話にオチらしいオチはなく、ヘタしたら「いやー!やっぱり山はいいよにゃー!」みたいな感じで終わる話が大半なのに、なぜがそれを見て涙が止まらない。人間の力じゃどうにもならない、敵でも見方でもない大きな「山」という存在があって、そこで繰り広げられる人間模様。これはもしかしたら宇宙漫画に近い感覚かもしれない。ふたつのスピカなんか好きな人にはおすすめです。って賞たくさんとってるからみんな読んでるか。

- 3月のライオン(4)
- ハチワンダイバーとは全く違ったベクトルでのネーム力。なんだけども、今月は刺激物いっぱいの漫画をたくさん読んでしまったので、実はあんまり頭に入ってこなかった。将棋界の師弟関係とか、天才が集まる中でもさらに飛び抜けた存在とか、そのへんをクローズアップしてるんだけども、正直将棋本来の描写はハチワンダイバーに遠く及ばない感じ。もっとドラマを見せて欲しい。

- モテキ(3)
- 前巻のレビューで結局何が言いたいのか分かんないとか辛口ぶったけど、いや、やっぱ面白いな。そんで、主人公の消極性とか自己批判とかのネガティブさが悲しいぐらい共感できてツライ。まあ、俺はぜんぜんモテてなかったけどな。とりあえず俺が主人公なら、何度生まれ変わってもいつかちゃん一択で。

- 宇宙兄弟(9)
- やったー!日々人生きてたー!あぶねー!もう日々人が月に行っちゃってるから、「死んだ弟の分も兄が夢を叶える」という話にならないし、簡単に死んだりはしないんじゃないかと思っていながらも内心超ハラハラした。そんで3人の宇宙飛行士が助けてくれたっていうくだりで、3人目が六太ってとこで号泣。日々人が3人って言ったところで六太のことも含んでるの分かってたのに号泣。いい漫画。

- 喧嘩商売(20)
- 十兵衛ちゃんの反撃、というよりもうボッコボコ。金田を余裕で殺せるぐらい圧倒的な差で勝利する様はまさに圧巻。煉獄マジつえー。次巻は高野と石橋、さしずめ次の十兵衛への挑戦者を決める闘いといったところか。しかし本当に普通に面白い。格闘漫画でこんだけ楽しめてるのはエアマスター以来。エアマスターを格闘漫画というとすごく怒られそうだけど。

- おおきく振りかぶって(14)
- 美丞戦、最終的に負けてしまったが、みんなが大きく成長した試合だった。この漫画の性質上、格上の相手に不自然に勝ち続けたりはしないはずなのでそろそろ負けるだろうとは思ってたけど、いざ負けるとやっぱり悔しいな。ただ、阿部が故障したことで色んなことが見えてきたし、なにより三橋が本当のエースになれたと思う。スリーランを打たれて自分のピッチングが乱れた時、大きな声でアウトカウントをコールするシーン。三橋の大声にみんなが一瞬驚きながらも、すぐに声をかけ返してくれた場面では、思わず涙が出た。なんて素晴らしい作品なんだ。世界中の人が読めばいい。

- とめはねっ!(6)
- なんか結局、蕎麦屋でバイトして、書の甲子園を見に行くだけ。面白いし次の展開も気になるんだけど、上手すぎてもう感想とかあんまりない。展開もゆっくりだし、伏線の張り方も達者すぎて、もう発売を追っかけてるぐらいじゃ新刊読む度に全部忘れてる。これは全巻揃ってからまとめ読みだな。
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今月読んだマンガ2010/04
- 2010-04-30 (金)
- 今月読んだマンガ
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- EVIL HEART 完結編(上) EVIL HEART 完結編(下)
- 3巻で打ち切られ、その後4巻目を書下ろし、さらに書き下ろしたこの上下巻でやっと完結した。都合5年での完結シリーズ、ちゃんと読みなおそうと思って既刊も揃え直した。兄の暴力から家族を守ろうと合気道に助けを求め、合気道で闘っても問題は解決しないと知り、それでも最後にウメを救ってくれたのは絶対不敗の合気道だった。神道をルーツに持つ合気道の精神が、家庭に問題を抱え、もがきながらも人と繋がろうとするウメを優しく包み、さらに周囲の大人達をも成長させる。「強くて優しい心さえあれば、あとは何もいらないのに」「側にいる見知らぬ誰かすら思いやれば」という今これを書いていても涙が溢れてくる、平和の理念にすら繋がるほどの素晴らしい作品だった。はじめのうちは打ち切ったヤンジャンとヤンジャン読者に嫌悪感しかなかったが、今はこの素晴らしい物語を最後まで刊行してくれて感謝している。知り合いには貸し出すので、ぜひ読んでみてほしい。合気道がやってみたくなる。

- この世界の片隅に(下)
- きっと悲しい結末が待っているのだろうと怖くてずっと読めないでいたが、天気の良い日に思い切って読んだ。悲惨さだけが語られるありきたりの戦争漫画のような描写はほとんどなく、どんな状況でも日常はあり、そこには愛があるのだというストーリーは人間賛歌と言っていい。ただ、そんな愛ある日常が戦争によって壊されてゆくことで、読んでいてはじめて「戦争は悲しいものだ」という感覚を覚えた。これは特に意識して作られた構成ではなく、現代において正しく当時の生活を伝えようとした結果であり、だからこそ感動できるし感情移入できるのだと思う。こうの史代は、作中で一度も「戦争反対」とは言わない。ただ、誰かの勝手な価値観で死を押し付けられることに対してだけ反論する。これだけ戦争に関する作品で注目されているのに全く説教臭さを感じないのは、やはりこのバランス感覚があるからだと思った。

- 薔薇だって書けるよ―売野機子作品集
- めちゃくちゃ上手い。さすがオビで上條淳士にあそこまで書かせるだけある。なんとなく古ささえ感じさせるようなベタなストーリーなのに面白く感じる。これは好みもあるかもしれないけど、同人誌っぽい空気を残しながらこの完成度の高さはかなり貴重なバランスだと思った。
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今月読んだマンガ2010/03
- 2010-03-31 (水)
- 今月読んだマンガ

- 惑星のさみだれ(8)
- 主人公の成長ぶりとか、ふっと我に返るとあまりの厨二っぷりにドキドキしてしまうが、それでもまだまだ良い漫画。今回の風巻の件で騎士全員に一通りスポットが当たったなぁと思ってたところでこのラストとは。次から次への泥人形との戦いで、なんかもうビスケットハンマーの事とかすっかり忘れてたけど、そうだよね、このために戦ってんだよね。ちょっともう訳わかんなくなってきたから、また最初から読み返そうかな。

- おおきく振りかぶって(13)
- 阿部のケガで田島がマスクをかぶるところで、思わず「おおー」って声が出てしまった。話の展開とかそういう計算ずくじゃなく、ひぐちアサの頭の中で、西浦野球部がちゃんと試合をやってんだなぁと思った。もちろん阿部のケガは後々のエピソードにつながっていくはずだが、ストーリー展開ありきで作ってない感じが伝わってきて、それがまた面白い。

- 喧嘩商売(19)
- いやー面白い。もう辛いカレー食べて萩の月で中和したりしなくてもいいレベル。工藤と戦うまでは負けないだろうと思いつつも、十兵衛の逆転劇から煉獄への展開は圧巻。さすがにドキドキした。だんだん女子高生とかのパートが邪魔になってきて、木多先生照れ隠ししてないでもっと描いてくれよって気分になる。なんなんだこの人は、もしかして天才なのか?

- アイアムアヒーロー(2)
- 「またこの手の漫画かー」と思わせておいて、まさかのラストだった1巻。続く2巻もなかなかに衝撃的。ただ、話はほとんど進んでおらず、伝染(?)するパニックの原因も分からぬまま。表紙の少女も出てきてなくて、もうただただ怖いだけという巻。こういうパニック漫画はラストが重要なので、くれぐれもドラゴンヘッドみたいにならないよう祈る。

- パパがも一度恋をした(1)
- 3年前に母が他界して以来ヒキコモリな父の前に、突然小汚いオッサンが現れ、どうやらそれは死んだ母が生き返った姿らしい。見た目は全く受け入れられないが、どうやら母であることに間違いはなく、だんだんオッサンに恋してゆく父・・・。というコメディー。やり方次第でもう少し面白くできそうなもんだが、正直つまんなかった。センスはあるっぽいが、テンポが微妙。

- テルマエ・ロマエ(1)
- 古代ローマの浴場設計士が、風呂に対する情熱のあまり現代の日本(風呂場限定)にタイムスリップし、風呂の技術やアイテムを古代ローマで再現する。という、今年の漫画大賞受賞作のあらすじを今さら俺が書く意味もないんだが、とりあえず読んでみた。さすがにめちゃめちゃ面白い。でも、スピリッツやヤンマガでは絶対に連載できない、ビームという雑誌があったからこそ生まれた良作だと思う。電子書籍でなんとかマイナー雑誌にも返り咲いて欲しいなぁ。

- ちはやふる(8)
- 「携帯電話ってすごいねぇ、かささぎみたいだねぇ。」でオッサン大号泣。千早のかるたへの愛情・情熱と新への想いがこれ以上伝わる表現って存在しないと思う。かるたすげえ!千早すげえ!太一すげえ!みんななんでこんなにがんばれるんだ。みんなすげえ!こんなにひたむきな若者の姿を描ける末次由紀もすげえ!この漫画大好き。
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