カテゴリー別アーカイブ: No Music, No Life

JBL on tour買ったよ


毎年恒例テニス合宿のBGM用に購入しました。「ポータブルスピーカーって音薄そう」っていうのと「基本的に車移動なのでiPod及びそれに準ずるプレーヤーを持ってない(買う必要がないから)」という理由で、今まではMP3をCDにめいっぱいぶっこんでMP3ディスク対応のラジカセで再生してました。ただ、このラジカセが適度に大きいくせにペラッペラの音で、低音・中音・高音まんべんなくクソという素敵な仕様だったため、「iPodは弟の借りればいいし、どうせ音悪いなら小さい方がいい」というそれだけの動機でこのJBL on tourにたどり着いたわけですが・・・これ超良いよ!よく「サイズからは想像できない音」なんて言いますが、これはまさにそれ。もちろん低音はそこまで出ませんが、iPod側のイコライザーでブーストすれば、このサイズでは文句ないレベルの音にはなります。そして音量も十分。いつもテニスの時はコートサイドに置いて音楽垂れ流して使うんですが、2面のコートでちゃんと聞こえるだけの音量が確保できます。3W+3Wでこの音量とバランスは驚異的。本当に音にこだわるならポータブルスピーカーじゃなくてちゃんとしたラジカセ、BOSEのWave Music Systemとか買えばいいんだろうけど、砂埃いっぱいの野外で使うにはもったいなさすぎて無理。その点JBL on tourは1万円前後で買えるので、万が一雨に当たって死んだとしてもある程度諦めもつくし(いや、もちろん嫌だけどさ)。全体的に乾いた音(アナログ的な暖かさは皆無)なので、ウェットなサウンドが好きな人以外にはみんなに勧められるポータブルスピーカーです。俺みたいにスポーツのBGMに使ってもいいし、キャンプやバーベキューに持ち出したり、海に持ってってもいいし。マジですごいこれ。コストパフォーマンス高すぎる。

相対性理論


サニーデイからなのかはっぴいえんどからなのか分からないリフの引用とか、変な歌詞とか、脱力系ボーカルとかも良いんですが、それよりも未完成な感じのバンド感が素敵。最近はもう緻密なアレンジやらバランスのとれたアレンジというものがどんどんつまんなく感じてきて、それぞれのパートが前に出たいけどお互い牽制し合ってるような、「みんな勝手なことやってるのになぜかまとまりました」みたいなアレンジがすごく好きです。それってきっと若いバンドしか作れないものだと思うし、割と日本のバンド特有のものな気がする。たぶんこのままあと5年もやってたら普通のバンドになっちゃうんだろうけど、今だけはすごく面白いっていう儚い感じも良い。スーパーカーの最初のアルバムを聴いた大学生の頃を思い出します。ってちょっと調べたらあふりらんぽと対バンしたりしてんのか。アンバランスだけどちょっと納得。かつては初期のBOaTなんかも同じ理由で好きだったけど、今考えたらあれはあれで完成度高かったのかも。

今さら初音ミクについて書いてみる


この番組が素晴らしすぎたので、ものすごく今さらなんだが自分メモという意味も込めて書いてみる。ていうかこの番組のセット、よく見たらSOS団の部室じゃねえかよ。相変わらずNHKオタ系バラエティ班のクオリティはガチだな。

とりあえずニコニコに初音ミクがうpされまくってるのを見てまず思うのは、「ああ、やっぱり音楽作ってる奴ってたくさんいたんだな」ってこと。そして、彼らの多くに共通しているであろう「自分の曲を誰かに聴いてもらいたい」という気持ちが、初音ミクによって爆発した結果が現状なんだと思う。宅録とかDTMやってる人たちって割と内向的な人が多くて、そういう人はたいてい自己批判が強いから「作った曲を誰かに聴いて欲しいけど、なんだか恥ずかしい」っていう気持ちをずっと抱えてたと思うんだよね。それが初音ミクに歌わせることによって、もっと言えばバンドのバンマス兼プロデューサー兼アレンジャー兼作詞作曲者を自分、フロントを初音ミクにすることで、いままでどうしてもあった「照れ」が軽減されたんだと思う。あくまで初音ミクが主体、それを操っている自分が後ろに下がることで、気軽に発表しやすくなったというのがヒットの一番の要因じゃないだろうか。ネガティブな言い方をすれば「なに金にもならないことを一生懸命やってんの?」みたいなツッコミのリスクを、自分と初音ミクで分散できるから。

たとえば超有名曲の『メルト』なんて、プロが歌ったり、各パートを演奏したり、それを集めてミックス(みんなそれぞれミックスされる前提でやってないから間奏でギターとエレピのソロがかぶっててほのぼの)したりとすごい人気だけど、こういう「歌ってみた」とか「ベース弾いてみた(センス良すぎて笑える)」みたいなのがすぐ出てくるのって、日本人特有の「内輪ウケ文化」もあるだろうけど、やっぱり音楽やってる人の多くが持ってる自己顕示欲からじゃないだろうか。そういう意味で初音ミクは、「ずっとDTMを趣味にしてきたけど、ほんとは歌モノがやりたいなぁ。でも友達に歌ってくれとか恥ずかしくて頼めない」とか「家でしこしこギター練習してそこそこ上手くなった。バンド組みたいけど友達いないからなぁ」とか「自分はけっこう歌上手いと思うけど、路上ライブなんて恥ずかしくてできない」みたいな人たちが相互につながるきっかけをくれた革命的なソフトだと言える。だって、この人とかあんまライブ経験なさそうだもん。それなのに結構上手かったりするのが面白いんだけど。あと、なんか女装ってちょっと楽しそう・・・。

rosy – tasty


YouTubeで作業中に流すBGM探してたらたまたま見つけたrosy『tasty』のPV。ツインボーカルにトリプルギターという編成は今聞いてもかっこいいのに、なんでrosyはヒットしなかったんだろうか。元々The Whoやラモーンズが好きだった彼女たちと石田小吉の出会いはまさにミラクルだったのに。石田小吉のプロデュースワークの中で一番好きなバンド。元データをダウンロードしといたんで、これで消されても大丈夫。誰か『angel』のPVもアップしてくんないかな。

菅野よう子パクリ疑惑だってさ


パチンコのCMでアクエリオン(現在iTunes Music Storeのランキング1位!)が全国のお茶の間を凍り付かせてますが、こんなサイトができてます。

【菅野よう子】パクリ・盗作疑惑検証まとめ http://yokokanno.ojaru.jp パクリだって言ってる人たちにも擁護してる信者にもなんか温度差を感じるなぁ。菅野よう子のどこを評価するかの違いなのかな。俺にとって菅野よう子はあくまでサントラを作る天才であって、トラックメーカーじゃないんだよね。初めてビバップのサントラ聞いた時は、あまりの振り幅の大きさにマジでこれを1人が作ってアレンジしてんのかっていう驚きがあって、他の人も同じような理由で好きなのかと思ってた。だってサントラって「この曲が好き!」っていう聴き方しないでしょあんまり。 そりゃ俺だってnujabesやベックやビョークやトム・ウェイツやイエスぐらいなら聞いてるから似てることぐらいは気づくよ。でもそういうんじゃなくて、劇中の「ここはnujabesっぽいアンビエントな感じで、クライマックスはビョークのHyperballad的な盛り上がりで」とかを全部1人で作っちゃってるところに凄さがあるわけで。1曲ずつ聴いたら60~80点でも、アニメや映画見たあとで通して聴いたら120点のサントラを作れるのが菅野よう子の天才たる所以なんじゃないのかな。だからこそパット・メセニーも興味を持った(出典:菅野よう子 – Wikipedia)んだと思う。 なによりアニメだろうと映画だろうと、菅野よう子が音楽やると面白くなるっていうのがすごい。特にアクエリオンなんかは、菅野よう子が音楽やってなかったら全然話題にもならずに消えていったと思うし。なんにせよ、特に目新しい発見もなかったので、俺の中では継続して「菅野よう子=天才」です。 最後に、元々面白い作品が菅野よう子の音楽で神クラスまで昇華してる攻殻機動隊のMADを見つけたんで貼ってみる。 [Nostromo] Vectorman