今月読んだマンガ2010/10


高校球児 ザワさん(5)
高校野球あるあるとザワさんの素敵さ半々みたいな内容。バレンタインデーで完全にもらう側の意識しかなかったザワさんのエピソードもよかったけど、今回はなんといってもザワさんが同級生にモテた話が気になる。しかも全く自覚ないし。やっぱりザワさんの素晴らしさは、自分の魅力に無自覚なところだろうな。自分がちょっとかじっちゃったピクルスを「食べる?」とか言ってしまうあたり、そりゃ好意を持ってる楠本もモヤっとするわ。自分はみんなと同じ高校球児のつもりで、チームメイトもできるだけそのつもりでいようと努めてるんだけど、どうしても出てくる異物感が面白い。
世界の果てで愛ましょう(3)
くそ、あんなにこき下ろして二度と読まないつもりだったのにまた読んでしまった。べ、別に面白いなんて思ってないんだからね!ほんとに他に何も読むものがなかったから読んだだけなんだが、ほんとに読み終わってから後悔するレベルでつまらん。何も心に残らないし、こんなに作者の愛を感じない漫画も珍しい。完全にビジネスで描いてる感じ。ビジネスだからそれなりにサービスカット描いて、それなりに人気のある展開にしますよーみたいな。読んでて辛い。
オールラウンダー廻(4)
先月から若手作家や実験的な作品を読む機会が多かったので、こういうちゃんとした作品を読むと心から安心する。EDENの遠藤浩輝が描いてる写実的格闘技漫画。格闘技漫画が苦手なのはいつものことなんだけど、この作品には俺の苦手な「一番強いのは俺だ!」的な汗臭さや「この必殺技にはこういう科学的根拠がある!」みたいなバカっぽさが皆無なので、格闘技関係なく普通に漫画として楽しめる。ちゃんと男性キャラは親しみやすいし、女性キャラはかわいい。こういう普通のことを普通に描けるにはとんでもない才能と経験が必要なんだなーと改めて思った。
進撃の巨人(2)
各方面から絶賛されてたので読んだ。確かに面白いけど、少年誌に連載してるって事をちゃんと頭に入れてから読んだほうがいいかも。ちょっとだけだけど少年誌っぽさというか、青年誌ならこういう事言わないのになーみたいな部分もなきにしもあらず。ただ、巨人が迫ってきたときの緊迫感とかもうおしっこちびりそうだし、なにせ巨人の大きさが、がんばれば勝てるかもしれないけど普通に考えて戦意喪失するレベルのちょうどいい感じだったりするのが怖い。なんかこの後のストーリーうんぬんよりも、もう2巻までの巨人の怖さでけっこう満足。
お茶にごす(11)
全然読んでなかったのでまとめ読みした。今日から俺は!!の流れで読んだ天使な小生意気は途中でツラくなってやめたけど、今回はそれなりに楽しめた。西森はこういう不良漫画描くのが本当にうまい。そして、不良なのに全然悪いことをしない。なのにちゃんと不良として認識できる不思議。そのうえラストにはっきりした答えを用意しない。誰からも嫌われないタイプの漫画だよなーと思った。
うちの妻ってどうでしょう?(3)
なんか3巻になって急にみんなの評価が厳しくなってんだけどどうしたの?そんな悪くなってるかな?仕事机の物を妻が無くすというくだりで自分の潔白を主張する妻が「ちがうちがう」と手を振るときの効果音が「シュンシュンシュンシュン」だったのとかもう爆笑したんだけど。カラスヤサトシと同じく、収入が増えて生活が安定したらダメになる人かと思ってたけど、全然そんなことないじゃん。
喧嘩商売(22)
梶原が今に至るまでの流れというか、父を亡くして入江文学に挑むまでのお話がメイン。純粋に格闘漫画として面白いんだけど、ここ数巻全くと言っていいほどふざけてないので、毎回言ってるけど、そろそろ父親に激辛カレーを食べさせたり、そのフォローとして普通の萩の月にみせかけた激辛カレー入り萩の月を食べさせたりして欲しいところ。それにしても、日本刀って刀身を投げつけただけで腕が切り落とされるほど切れるもんなのか?
主に泣いてます(1)
さすが東村アキコ、面白い。すごく面白いんだけど、良くも悪くもいつもの東村アキコなんだよなー。今は本当に心から面白いんだけど、毎回5巻過ぎたぐらいから飽きてくる。できれば飽きる前に終わって次の連載に移ってほしいぐらい。いつもストーリー漫画の本筋部分もちゃんと進めてるのに、なぜかストーリーよりも「東村アキコっぽさ」が前面に出てくるので、頭の中でどの漫画も同じになっちゃう。この作品はそうならないといいな…。
ちはやふる(10)
読み始めて早々、同級生の優しい気遣いで泣く。ダメだ、俺この漫画読むとき無意識に泣く準備しちゃってる…。毎回同じようなこと書いてるけど、ほんと末次由紀はこの作品にかけてるな、と感じる。そして、その意気込みや誠意が読者にちゃんと伝わってるのが自分のことのように嬉しい。過去の悪行を絶対忘れないν速民でさえ、トレスのことより作品の面白さを語ってる。作者の本意じゃないかもしれないけど、勝手に千早と末次を重ねて読んでしまってる自分がいる。
のりたま(1)
ゆる~い雰囲気の、よくあるほのぼの漫画。とか言ってしまうともう他に何も書くことがなくなるんだけど、他の作品と比べてかなり絵が上手くて読みやすい。泣けもしないし笑えもしないし、正直この漫画を読んで心動かされるような部分ってほとんどないんだけど、だから逆にいつどんなタイミングでも読める。こういう漫画もあってくれると助かる。