今月読んだマンガ2010/11


デトロイト・メタル・シティ(10)
ツイッターではアナルの話しかしないけど、実は真面目な人が描いてるんだとよく分かった最終巻。死ぬほどふざけた漫画なので、まさか前巻ぐらいからの流れが、ちゃんとした完結へ向けたものだとはさすがに全く気付かなかった。というか、こんなに普通にちゃんと終わるとは・・・。きっとナメた終わり方してんだろうなーと思って読んだので、逆に肩透かしだったぐらい。まさかDMCにこの言葉を使うとは思わなかったが・・・読後感が良い。
メイド諸君!
あーもうほんとに人間模様を描かせたら天才だなこの夫婦は。しかも得意のオタク心理描写、面白くないわけがない。実は登場人物にはほとんどリアリティがないんだけど、なぜだか展開には何の不自然さも感じないという不思議な作風。単純な「好き」だけでずっと一緒にいるのは難しいとか、まさかこの登場人物で説明できるとは・・・。まあなんせ面白い。漫画センス抜群。
エビスさんとホテイさん
同じくきづきあきら+サトウナンキもの。結局最後はなぜかレズビアンに落ち着くんだけど、こんな不思議な百合ものは珍しいのでは?相変わらず登場人物の設定にはリアリティがない。でもストーリーの流れや心の動きは素直に納得できて面白いし、軽く萌えの要素も成立させている。こりゃ途中で挫折したヨイコノミライも読んでみるかなー。
テルマエ・ロマエ(2)
マンガ大賞とった時は「ただの風呂漫画じゃない!」とか言われてたけど・・・おい!(良い意味で)ただの風呂漫画じゃねえか!もういっそこのままずっと風呂の話で進めてくれて一向にかまわない。毎回ちょっとした豆知識なんかを交えながら「問題発生→ルシウス悩む→ルシウスワープ→平たい顔族(現代日本人)の知恵→解決」の流れだけで10年ぐらいいけそうな雰囲気。現代の知識を過去に持って行って活躍するという意味では、実はJIN―仁―と一緒だったりもする。
おやすみプンプン(7)
毎回言ってるかもしれないけど、こうして続きを追って読むような漫画じゃないよな。全部揃ってから通して読まないと、プンプンのちょっと人より不幸に見えるけど実はそんなでもなかったり、ちょっと人より変わってるように見えるけど実はものすごく普通だったりするところが、しっかり伝わってこないような気がする。続きを追って読むだけだと、なんだか不幸漫画みたい。読み方が悪いよなー。
宇宙兄弟(11)
いやーほんとに面白いわ。宇宙飛行士としての実力はもちろんだけど、ムッタはそれよりも大きな人間としての魅力でみんなから支持され、押し上げられ、上へ上へ登って行って、その先に宇宙があるような感じ。優秀じゃないとなれないけど、優秀なだけでもなれない。宇宙にはもちろん夢があるんだけど、宇宙飛行士への夢も見させてくれる。読むといつもワクワクする。
うさぎドロップ(8)
あーやっぱこうなったかー。ダイキチの方からじゃないとは思ってたから、まあそうだろうなー。でもどうせこの展開やるんだったら、もっと中学生とかのころにしてほしかったなー。なんか今やると生々しいじゃん・・・。分かってたのにちょっとがっかり。最終的には「そんなころもあったけど・・・」的な感じでりんの結婚式とかで最終回迎えるんだろうか。
にこたま(1)
渡辺ペコの新作。この人のことはすごく評価してるんだけど、嫁に読ませたら「南Q太とかに似てる」と言われた。言われるまで気づかなかったけど、そうか、そういえば年齢的にもあのへんのフォロワーなのかも。でも南Q太や桜沢エリカ(岡崎京子は別格ね)のようにバブル時代の、それとは対照的な無気力感とかはなく、ただ自然に日常を、そしてそこに起こるちょっとしたハプニング描ける人だと思う。