天然コケッコー


天然コケッコー』見てきましたよ。普段は行っても年に1度ぐらいしか映画館に足を運ばない俺にとって、月に3度も映画見に行くなんてちょっとした革命です。 いやー、しかし甘酸っぱかったわ。いい歳したオッサンが暗闇の中で何度も悶えそうになった。これ家でDVDで見てたら、絶対に「あー!もー!」 って言いながら床ゴロゴロ転がってフローリングが綺麗になってると思う。まーなにせ夏帆の可愛さが尋常じゃない。いや、可愛いってよりはむしろ美しい。この場合の美しいってのは美人だから付き合いたいとかじゃなくて、水晶玉が綺麗だからずっと眺めてると幸せとかそういうのと同じベクトルの美しさ。こんな神々しいのに突き詰めていけば俺とほぼ同じ組成率の人体だと思うと、人間って不思議だ。 とりあえず映画見る前に原作を読みたかったけど、時間の都合で半分までしか読めてない状態で見た。半分しか読んでない俺から見ても、ストーリーはかなり原作に忠実だったんじゃないかと思う。ただ、原作に忠実であるが故に気になった部分がいくつかあった。当然2時間に原作のエピソード全部入れられるはずないから所々はしょるのは仕方がないとしても、お父さんの不倫疑惑がはっきりしなかったのはちょっと物足りなかったな。このへんはまだ追いついてないんで、原作ではきっと全部描いてあるんだと思うけど。それから、シゲちゃんはもっと気持ち悪くないとダメだと思った。映画独自の演出でかなり気持ち悪さが強調されてた(神楽を見ながら知り合い自慢するとことかは最高だった)けど、俺の中でシゲちゃんはもっと異界の住人みたいな人をイメージしてたので。それと、お父さんを佐藤浩市にしたのは失敗じゃないかな。佐藤浩市だとただの厳格なお父さんって感じで原作の理不尽さがイマイチ伝わってこない気がした。見ててイラッとするぐらいじゃないと。 まーそんな文句も原作に忠実だからこそ気になるだけで、そもそもこの映画は甘酸っぱさを味わうための、見た人の心にはちみつレモン的なものをギュウギュウにぶっこんでやるための映画なんで、そういう意味では大成功だったと思う。これでひとまずここ最近の見たかった映画は全部消化したんで、またしばらく引きこもりだな。